恋をした
届かないはずの
あたしの気持ちは
いつしか
君の気持ちと
溶け合って
触れ合って
うつくしい音を奏でた
はじめて手を繋いだときのときめき
くちづけた日の戸惑いとしあわせ
伝えきれない想いに喧嘩した夜の涙
思わず抱きついた背中の大きさとあたたかさ
一緒にごはんするときの笑顔と食器の奏でる音
たくさんのお喋りとふざけながら歩く帰り道
君がいなかったときの悲しさとせつなさと息苦しさ
ただひたすらに恋しく思う夜のため息
抱きしめられてうたた寝する日の穏やかな鼓動
平凡な毎日のすべてが
五線譜の上で
あたらしいメロディを作り出す
そして
君がこのまま
いなくなっても
せつない音譜は
いつまでも
うつくしいメロディを
奏でつづける